「ねぇ、あなたはどこに向かって歩いているの?」
「僕が行きたい所だよ」

「それはどこにあるの?」
「この箱庭の果て、そう最果てにあるんだ」

「箱庭だなんて!バカみたい!最果てなんてあるものですか」
「まるで世界の全てを見てきたような口ぶりだね」

「この世界が箱庭だなんて!」
「ああ、君。羊の数を数えるだけじゃ、いい夢は見れないんだよ」


about




【37+c】

微熱があるときの少しフワフワするような頭。
立っていても横になってもどこか安定しない身体。
日常だけどいつもと違うそんな感覚で紡ぎだす詩、散文、あるいは物語。

「文字」「文章」「物語」「本」「想像」「創造」

自由で、自立した、評価を考えない
どこにも属さない文章の群れ。

37℃の感覚でCreativeを。



【024 〜ゼロ ニー ヨン〜

大西 崇督(オオニシ タカヨシ)

文章家/コピーライター/クリエイター


大学時代を過ごした長崎県佐世保市でPeter Caxtonと出会い、
文章を書くことを選択する。


『リアルとフェイクの間を歩ける人間はね、ごく僅かなんだ』by Peter Caxton




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